軽自動車DIY整備記録

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エアコンワイヤー交換・調整

エアコンパネルスイッチ故障

エアコンワイヤーは、エアコンの風向切り替え、温度調整、内外気切り替えを手動で行うため、それぞれのスイッチまで延ばされ、取り付けられたワイヤーです。

ドライバーが手動で操作を行うマニュアルエアコンに取り付けられていて、オートエアコンの場合は、内臓モーターがその役割をしているため取り付けられていません。


風向切り替えダイヤルの動きが悪くなっていました。
気にしつつも、あえて修理しなかったのですが、ついに動かなくなってしまいました。
ダイヤルを無理に回そうとすると、中で「ガリガリ」と音がして空回りします。

エアコンスイッチの切り替えに問題がある場合、原因となる部品は3つ。
  1. ヒーターユニット(及びエアコンユニット)
  2. ヒーターコントロール
  3. エアコンワイヤー

取り付け部品を外し、1つ1つ問題が無いかチェックしていきます。

エアコンワイヤー取り外し

ヒーターコントロールに繋がっているワイヤーは3本で、それぞれ、風向切り替え、温度調整、内外気切り替えのワイヤーになります。

運転席の下にもぐって、ヒーターユニット横のワイヤーを取り外します。
ここには、風向切り替え用と温度調整用の2本のワイヤーがあります。
エアコンワイヤーの位置確認

それぞれのワイヤーは、取り付け部位に引っ掛けられている他に、クリップで固定されています。
クリップは嵌め込まれているだけですが、ワイヤー取り付け部は爪でロックされています。
無理に引っ張ると壊れるので、よく見てロックを解除してワイヤーを外します。
エアコンワイヤー 取り付け部位とクリップの位置

ワイヤーを外したあとは、ワイヤー取り付け部位を手で動かしてみて、ヒーターユニット可動部がスムーズに動くかどうかチェックします。
引っかかりがあるようならば、ヒーターユニットに不具合がある可能性があります。
ヒーターユニット 可動部のチェック

エアコンコントロールを外したあとの話になりますが、ワイヤーに取り付けられていたクリップも不具合が無いか確認しておきます。
このクリップのワイヤーへの取り付け位置が数ミリ変わるだけで、エアコンダイヤルを回した時の感触が微妙に変化します。
純正品番 MR116199:ヒータークリップ

内外気切り替えワイヤーは、グローブボックス裏のエアコンユニットにあります。
このワイヤーも他の2本のワイヤー同様、取り付け部位に引っ掛けられている他に、クリップで固定されています。
グローブボックスを外して作業すれば楽ですが、グローブボックスを開けて奥に手を突っ込めば、外さなくても何とかなります。
グローブボックスの外し方については、エアコンフィルター交換を参照。

ワイヤーを外した後は、ヒーターユニットの時と同様に、取り付け部位を手で動かしてみて、スムーズに動くかどうかチェックします。
内外気切り替えワイヤーの位置確認

ヒーターコントロール取り出し

センターコンソールを取り外します。
取り外しの詳細は、センターコンソール取り外しを参照。

ヒーターコントロールを手前に引き出さないと作業ができないので、周りのネジを外し、オーディオも外して、作業空間を確保します。
センターコンソール取り外し

ヒーターコントロール裏側に接続されているコネクターは4つで、それぞれ、リアウィンドデッフォガースイッチ、エアコンスイッチ、風量調整ダイヤル、イルミネーションになります。

各コネクタケーブルは短く、付けたままではヒーターコントロールを引き出すことが出来ません。
最初に、ヒーターコントロール下側に繋がっている、リアウィンドデッフォガースイッチ、エアコンスイッチ、風量調整ダイヤルのコネクター3つを外します。
ヒーターコントロール コネクタケーブルの位置

普通のコネクターなのですが、固くて中々外れません。
しかも、コネクターの解除ボタンは分かるのですが、何処で嵌め込まれているのか分かりにくいため、四苦八苦しました。
外してみれば何のことは無い。ほぼ末端部で接続されていました。
外れもしない箇所をつまんで引っ張っていました。解除ボタンを押しながらコードを軽く引っ張った方が簡単です。
ヒーターコントロールのコネクター外し

ヒーターコントロール上側には4つ目のイルミネーションのコネクターがあるので、これも忘れずに外します。
これで、ヒーターコントロールを手前に引き出すことが出来ます。
ヒーターコントロール イルミネーションコネクターの位置

このままの状態でヒーターコントロールを引き出すと、エアコンワイヤーも一緒に出てきます。
先にワイヤーを外すと楽ですが、ワイヤーが引っ掛からないように注意しながら引き出しました。

この時、ワイヤーがどのよう経路を通って取り付けられていたかをしっかり覚えておきます。
元に戻す時に、不適切な個所を通ってワイヤーを取り付けると、ダイヤルがスムースに動かなくなってしまいます。
ヒーターコントロール 取り外し

ヒーターコントロールのワイヤー取り外し

必ずしもワイヤー側に問題がある訳ではないので、ヒーターコントロール側のツマミ等に不具合が無いか確認しておきます。

ワイヤーがフリーになっているので、各ダイヤルはスムースに動くはずです。動きが悪ければコントロール側に問題がある可能性があります。
ダイヤル裏の歯車と各可動部にはグリスが塗布されているので、グリス切れしていればグリスアップしておきます。

ヒーターコントロール側に問題がなければ、ワイヤーに問題がある可能性が高くなります。
コントロール側のワイヤーを外すのは少し苦労します。
ミニカ ヒーターコントロール 7820A008

ヒーターコントロール側が壊れていて修理不能ならば、中古品を購入して交換する手もあります。
e-cleマート

車各種メーカーの純正部品、パーツ、中古部品、リビルド品を扱っている通販サイト。
適合確認も行ってくれます。
GPinnovation

ワイヤーはクリップでヒーターコントロールに固定されているので、マイナスドライバー等でこじってクリップを外します。
以前所有していた車に積載されていたホイールカバー外しをクリップの隙間に挿し入れて、下へ押すと外れました。
ヒーターコントロールからワイヤークリップを外す

ヒーターコントロールを裏返せば、クリップがワイヤーと一緒に出て来ます。
また、ワイヤーはコントロールレバーに引っ掛けてあるので外しておきます。

このクリップと、前述したヒーターユニット側のクリップは全く別の部品です。
純正品番 MR568803:ヒーターコントロールクリップ
新品のエアコンワイヤーにクリップを取り付けて、エアコンコントロールに付け戻します。

今回交換したワイヤーは、風向切り替えワイヤー1本だけでした。
純正品番 MR958551:ヒーターワイヤー
ヒーターコントロールクリップ MR568803

元に戻して完成

あとは逆の手順で元通り組んでいけば終了です。
各ダイヤルを回しながら、ワイヤーに取り付けるクリップの位置を微調整しました。

取り換えたワイヤーの新品と旧品と見比べてみても、旧品は若干湾曲しているだけで折れ曲がっていることもなく動きもスムーズで、問題があるようには見えませんでした。

おそらく、別に日に行ったセンターコンソールの中の部品交換作業で、オーディオを無理に押込むように取り付けてしまい、奥にあったオーディオハーネスやスピーカーのコードがエアコンワイヤーの通る経路を妨げてしまったせいで、コントロールが動かなくなってしまったのだと思います。

新品のワイヤーに交換しても、エアコンのダイヤルが固くて動かない時は、おそらくエアコンワイヤーが途中で無理な曲がり方をしてしまい、スムースに動かなくなるためだと思います。

エアコンダイヤルの動きが悪くなった時は、新品に交換する前に、エアコン周辺の部品を取り外してみて、ワイヤーがダッシュボード内で引っ掛かっていないか、ダイヤルを動かしながら調整してみることをお勧めします。

ミニカ整備記録

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