軽自動車DIY整備記録

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オルタネーター分解・修理 ② ベアリング交換

アマチュアベアリングプーラー自作

ローターの軸には小さなベアリングがセットされています。
ベアリングのサイズは外径23ミリ、内径8ミリ、高さ14ミリ。
三菱の純正品番はMD611928ですが、NTNのSC8A37LHIの刻印があります。
オルタネーターのローター

ここまで小さなベアリングになると、アマチュアベアリングプーラーという特殊工具を使わないと取り外す事は出来ません。

ベアリングプーラー 19~35(mm)

ただ、このベアリングプーラー。小さすぎて他のベアリングを抜くには適していません。
この1回の作業のために購入するのは?と考え、ホームセンターでターンバックルとボルト、ナット、ワッシャーを購入してアマチュアベアリングプーラーを自作してみました。
自作アマチュアベアリングプーラー

自作と言うことで、市販のアマチュアベアリングプーラーのように簡単には外せません。
空回りするボルトを両側から押さえつつ、中心軸の位置を維持しながら締め付けていきます。
自作したアマチュアベアリングプーラーでベアリングを抜く

四苦八苦の末、何とかベアリングの抜き取りに成功しました。
ベアリングはガッチリと嵌っていたので、ボルトがターンバックルに少しめり込んでしまいました。
抜けたベアリングと自作したアマチュアベアリングプーラー

ベアリング打ち込み

新しいベアリングを軸にセットして、その上に外した古いベアリングを置きプラスチックハンマーでたたいて軸にはめ込んでいきます。
ガッチリ嵌っていた割には意外とすんなり入ってくれました。
新しいベアリングの打ち込み

ベアリングはもう1か所、ドライブエンドフレームにプレートでセットされています。
プレートはプラスネジで固定されていますが、このネジが固着しまくっていてドライバーではビクともしませんでした。

ネジ穴が潰れそうになったので、急遽ショックドライバーを購入して試してみると、ネジがあっさりと緩んでビックリしました。
ショックドライバーでネジを外す

このショックドライバー。めちゃめちゃ使えます。
ネジザウルスだとネジの頭が掴めそうになかったので安心しました。

ショックドライバー STRAIGHT/12-847 (STRAIGHT/ストレート)

固定プレートが外れただけでベアリングは外せていません。
19ミリのソケットを乗せ、上からプラスチックハンマーで叩き出しました。
ベアリングの打ち抜き

ベアリング圧入

こちらのベアリングもプラスチックハンマーで打ち込めると思ったのですが、固過ぎて途中で斜めになってしまい、最後まで打ち込むことが出来ませんでした。
プレス機かベアリングインストーラーを使えば簡単でしょうが、そんな物は持っていません。

ベアリングシールインストーラー STRAIGHT/19-9000 (STRAIGHT/ストレート)

考えた挙句、先ほどのターンバックルとボルト、ワッシャーで圧入を試みてみました。
自作ベアリングインストーラー

古いベアリングを上に重ねてその上にワッシャーを挟み、ボルトを締め付けて何とか圧入することが出来ました。
この作業で、ターンバックルが完全に曲がってしまいました。
新しく圧入したベアリングのサイズは外径40ミリ、内径17ミリ、高さ12ミリ。
純正品番はMD619356で、KOYOの6203RD4Xの刻印があります。
自作ベアリングインストーラーで圧入したベアリング

オルタネーター組み立て

取り付けた逆の手順でオルタネーターを組み立てていきます。
忘れてはならないのが、レクチファイアをリアエンドフレームにセットする時です。
ブラシの仮止めのために挿入した針がレクチファイアから飛び出ていて、この部分をリアエンドフレームの同じ位置に空いている穴に通さなければいけません。

他に気を付ける点は、ステーターコイルとレクチファイアをリアエンドフレームにネジ止めする時に、コイルを無理矢理曲げて取り付けることと、ローターをセットする時にベアリングがなかなか嵌って行かないことくらいで、他は問題なく組み立てられるはずです。

最初に外した外側4本のボルトを締め付けていけば、ドライブエンドフレーム、ステーター、リアエンドフレームがうまくはまり込んでいきます。
B端子のボルトを取り付け、挿入したブラシ仮止めの針を引き抜き、プーリーを取り付けてオーバーホール完了です。

プーリーの締め付けはインパクトレンチで適度に締め付ければ良いのですが、プーリーをVベルトで押さえてレンチで思いっ切り締め付けて良しとしました。
その後、定期的に緩んでいないかチェックしています。
オルタネーター純正品番MN115054

古いベアリングは特に不具合もありませんでした。
ブラシだけで、ベアリングまで交換する必要は無かったかもしれません。

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