軽自動車DIY整備記録

現在使用しているスバルGF-RA1プレオ、かつての愛車ミツビシH42ミニカの整備記録と日常DIY生活の紹介です。

トップ > ミニカ整備記録 > エアインテーク取り外し

エアインテーク取り外し

エンジン上部メンテナンス作業の基本

ボンネットを開けてエンジンルームを見ると、最初に目に付く大きなプラスチックのパーツがエアインテークレゾナンスタンク(以下、インテークタンク)です。

エンジン上部をほぼ覆っているため、プラグ交換をはじめエアエレメント交換作業から、ランプ類の交換等の軽微なメンテナンス作業に至るまで取り外しを余儀なくされます。

メンテナンスの都合上、頻繁に取り外す作業が多いため、別途取り外しの解説ページを設けることにしました。

インテークタンクの外し方は、何度も取り外しているうちに自分なりの簡単な取り外し方法に辿り着いたもので、人それぞれです。

各部品の取り外し

インテークタンクを固定しているボルト3個を外し、スロットルボディーに固定されているクランプ1か所、エアクリーナーボックスに繋がっているダクト部のクランプ2か所のボルトを緩めます。

ダクト部のクランプは、エアクリーナーボックス側だけ緩めれば良いですが、取り外し時の動きの自由度を確保するためにも、インテークタンク側のクランプも緩めておいた方が良いと思います。
ミニカのエアダクトの取り外し

インテークタンク横には、ブローバイホースが取り付けられているので、これも外します。
外すことは忘れることは無いのですが、取り付けるのを忘れることがあるので要注意です。

ブローバイホースは、シリンダーから漏れたの未燃焼ガスを吸気側に送って再燃焼させるためのホースで、外れたままだとエンジンルーム内にガソリン臭が充満します。

スロットルボディー接合部、ダクトとエアクリーナーボックス接合部の2か所を外しさえすれば、インテークタンクとダクト一式を右へ移動させることが出来ます。
エアクリーナーボックスは割れやすいので、無理な力をかけないように要注意です。

インテークタンクを取り外せば、エンジン上部が見えます。
プラグ交換ならば、この状態で行うことが出来ます。

さらに、エアクリーナーボックスのストッパー2か所を外し、慎重にカバーを外します。
エアクリーナーボックスとボディーを止めているボルト2本を外してボックス側も外します。

はめ込み部分が結構割れやすいので要注意です。慣れていない頃に作業した時は、何カ所か割ってしまいました。

エアクリーナーボックスとカバーは破損し易いので、特に慎重に取り扱います。
新品で買えば、決して馬鹿にならない出費に繋がります。

パーツが破損し、純正新品の購入が高額になるときは中古部品で賄うのも1つの方法です。
車各種メーカーの純正部品、パーツ、中古部品、リビルド品を扱っている通販サイトです。

e-cleマート

GPinnovation

ぶひん屋 楽天市場店

CRSPARTS

ワールドピーストレーディング


エアクリーナーボックスを外す時に、エンジン前面にあるエアクリーナーインテークダクトが邪魔で外しにくいです。

エアクリーナーボックスを少し上に持ち上げて、斜めに外していく感じです。

ここまで外して、ベルト交換、右側のヘッドライトバルブやポジションランプ交換が出来るようになります。
三菱車がメンテナンス性が低いと言われる所以でしょうか…。

取り付けは、外した逆に組んでいきます。
最後に、ブローバイホースの取付け忘れに注意

ミニカ整備記録

関連記事

エアエレメント交換

エアエレメントはエアフィルターとも言い、エンジンに空気を送り込む時に空気中の粉塵を取り除くためのもので、詰まってくれば交換が必要になります。
ミニカは部品の定期交換が面倒な場合が多いので詳しく解説しました。

スパークプラグ交換

スパークプラグ交換記録。軽自動車はエンジン回転数が普通車よりも高いため、プラグの寿命が短くなります。
エンジンの良好な状態を保つためには定期交換は必要ですが、3G83エンジンのプラグ交換は専用のプラグレンチが無いと交換できません。

Vベルト交換

Vベルト(ファンベルト)は、エンジンの回転を利用してオルタネーター、ウォータポンプ、エアコン・コンプレッサーを回しています。
走行中に切れたら数十分でエンジンが停止します。劣化が見られたら交換が鉄則です。

タイミングベルト交換①

タイミングベルト交換は10万㎞が基本です。
ディーラで交換すると5万円強。交換費用を安く抑えるため、部品は社外品を購入し、自分でタイミングベルト交換に挑戦してみました。
ベルト交換の難関であるクランクプーリー外しまで解説しました。

ページのトップへ戻る