ナンバー灯交換
定期交換部品
ナンバーランプは交換保安部品であり、ユーザー車検を受ける時のチェック必須事項の1つです。
ナンバーランプが切れた状態では車検には通りません。
ナンバーランプは、車内後方から外します。
ハッチバックを開けてバゲッジスペースのシートをめくり、フロアボードを外して穴の中を覗くとナンバーランプAssyのコネクタが見えます。
ナンバーランプAssyの取り外しは、目で確認しながらの作業が難しいため、事前によく見ておき、手を隙間に突っ込んで手探りでツメを両側から押してロックを解除します。
隙間から懐中電灯で中を照らしてみると、ツメでロックされているのが見えます。
透明なので、昼に作業すると外の光が見えるはず。画像はツメの左側部分になります。
ナンバーランプAssyのロックが解除されると「スコッ」とナンバープレート側に落ちてきます。
コネクターを介してコードで繋がれているので落下はしません。
コネクターのロックを解除してナンバーランプAssyを取り外します。
ナンバーランプASSy 分解
純正品番 MR322071:ナンバーランプAssy
取り外したナンバー灯Assyから、更にパーツを分解していきます。
ガスケットが長年の経年劣化でボロボロになっています。
取り敢えずガスケットを外していきます。
ボディ取り付け側のガスケットは劣化が少ないので、原形をとどめていれば再利用出来ます。
再利用する場合は、破損させないように慎重に外します。
プレート部分からレンズを外します。
レンズはボディに固定されていたツメで固定されているので、両側のツメを外側に開いてプレートから外していきます。
外し方にコツが要りますが、ツメの部分は結構頑丈に作られているので、破損することは無いと思います。
外れるとプレートとレンズの間にもガスケットがはめられています。
こちらのガスケットは、ランプ交換の時期には必ずこの様にボロボロになっています。
ナンバーランプ・ガスケット交換と取り付け
ガスケットは2種類あります。
プレートとレンズの間のガスケットは、常に風雨に晒されるため、消耗が激しくランプ交換と同時交換になります。
ボディ取り付け側のガスケットは、そこまで風雨に晒されることがないので、状況によっては再利用可能ですが、ガスケットは雨水の浸入を防ぐための部品なのでトラブル防止のため新品に交換します。
純正品番MB622596 ランプガスケット、 ベース
純正品番MB622597 ランプガスケット、 レンズ
切れたランプは引き抜いて新品に交換するだけです。
取り付けるランプはT10 12V/5W。
スタンレー自動車用電球 12V5W クリアランス/ライセンス/ルーム
新品のガスケットに交換して、ナンバー灯Assyを分解した逆の手順で組み立てていきます。
しっかり嵌め込まれていることを確認しておかないと、雨水が入ってトラブルの原因になります。
組み立てたナンバー灯Assyをコネクターに取り付け、ボディにはめ込む前にランプがつくか一応確認して、元の場所に押し込んで終了です。