リアスピーカー取り付け
ミニカバンのリアスピーカー
ミニカバンにはスピーカー付きのラジオが標準装備されていて、ドアにフロントドアスピーカーグリルはあってもスピーカー自体は取り付けられていません。
さらに、リアトリム(クォータートリム)にはスピーカーグリルさえありません。
しかし、リアトリムを剥がしてみるとスピーカー取り付けのための穴は存在しています。
カーオーディオとフロントドアスピーカー 取り付けはすでに済ませましたが、如何せん音の広がりに限界があるので、前の車から取り外したまま家に転がっていたクラリオンの10㎝のスピーカーを取り付けることにしました。
因みにミニカはフロント・リア共に16㎝のスピーカーが取り付けられます。
フロントスピーカーは、ケンウッドの16㎝のモノを取り付けました。
ケンウッド 16cm コアキシャル2wayカスタムフィットスピーカー【KFC-RS164】
ケンウッドは、値段、音質ともに無難なのでお勧めします。
クォータートリム取り外し
クォータートリムを外す前にリアシートを取り外す必要があります。
リアシート背もたれは後部荷台に敷かれているシートと一体型になっているので、リアシート背もたれを固定している2本のボルトを外し、丸ごと取り外します。
クォータトリムを固定してある2本のネジを外します。
1本は荷台のクッションも固定しているので一緒に外し、その他余計なものも外していきます。
センターピラー下にあるプッシュリベットは、真ん中を押して外すようになっています。
隣にあるシートベルトを固定しているボルトも外します。
ドア下の足元トリム(スカッフプレート)もネジを外して取り外します。
ここまでの作業で、やっとクォータートリムを外すことが出来ます。
リアの内張りを剥がしていきます。
クォータートリムの前側は、センターピラーにしっかりはまっているため、後ろ側から外していきます。
特におかしなはまり方はしていないので、そのまま引き剥がせばよいのですが、無理に引っ張ると内側に留めてあるトリムクリップが割れてしまいます。目で確認しながら慎重に外していきます。
リアのボディサイドは、シートベルトとハッチバックへの配線以外は何もありませんでした。
シートベルトの修理や交換は、ここを外せば作業出来ることが分かりました。
センターピラー付近にスピーカー取り付け部が見え、取り付け部には4か所の穴が開いています。
ボディフレームは5ナンバーのミニカと共通しているためか、スピーカーを取り付けられるようになっています。
クォータートリム穴あけ加工作業とスピーカーバッフル自作
外したクォータートリムにスピーカー穴を開けます。
トリム穴あけの位置決めには苦労しました。
スピーカーとトリムを仮付けしてみては印を付けるを繰り返し、一発勝負で穴を開けました。
付けた印を頼りにコンパスで円を描き、100均で買ったコンパスカッターで切っていきましたが、トリムが厚過ぎるのと、中心が動いてしまうので途中までしか切れませんでした。
残りはカッターを使い、手で切っていきました。
綺麗に切りたければ、それなりのコンパスカッターを使うべきです。
スピーカー取り付け部には16㎝スピーカー用のネジ穴と言うかタダの穴があいていてネジの溝は切っていないので、ボルトで固定することになります。
手持ちのスピーカーは10㎝なので、このまま取り付けることは出来ません。
100均で買ってきたMDF材の板と取り付けるスピーカー。
これにコンパス、定規で線を引いて穴開け、切断加工し、スピーカーを取り付けました。
リアスピーカーとクォータートリム取り付け
自作バッフル付きのスピーカーをボディーに取り付けました。
スピーカーとトリムとの間に隙間が出来てしまうので、100均で買った「すきまテープ」で防音もしておきました。
スピーカーコードは、センターピラーからドア下の足元トリムに通してデッキに繋げています。
トリムを元通りに取り付けます。
近づいて見てみると、穴が若干いびつになっていますが、位置的にはOK。
スピーカー穴がかっこ悪いので、100均で買ったステンレス排水口に色を塗って両面テープで貼り付けました。
カッコ悪さはあまり変化しませんが、誰も見ないので問題無としました。
そのうち、スピーカーグリルを付けるかも…。
値段が手ごろで、各種サイズがあります。
■GR-365ME■6.5インチ 17cm 16cm用■ブラックメッシュ スピーカーグリル■
見た目を気にするならば、取り付けるしかありません。