軽自動車DIY整備記録

現在使用しているスバルGF-RA1プレオ、かつての愛車ミツビシH42ミニカの整備記録と日常DIY生活の紹介です。

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エアコンワイヤー修理

吹き出し口切換えレバー故障

エアコンレバーの動きが悪くなることは、自分自身で何度も経験があります。

多くの場合、センターコンソール内に通されているワイヤーが他の部品等と干渉してしまうことでワイヤーの動きが悪くなることが原因でした。
センターコンソールを取り外し、中のワイヤーの通り道を確保してやることで解決してきました。

ただ、今回は事情が違っていました。
動きが悪くなるどころか、エアコンレバーが動かなくなってしましました。

いつも通りセンターコンソールを取り外して原因を探っていきます。

センターコンソール取り外し

センターパネルを外す前にファン切換えノブとヒーターコントロールノブを引っこ抜きます。
場所によっては抜けにくいこともありますが、基本的に指でつまんで引き抜けます。
エアコンコントロールからノブを引き抜く

センターパネルのハメ込みに指を挿し込みながら、少しずつ手前に引き抜いていきます。
今まで破損させたことはありませんが、壊れると厄介なので慎重に外します。
センターパネルの取り外し

センターパネルが外れると、ヒーターコントロールのネジ3ヶ所を外します。
これでヒーターコントロールはフリーになりますが、まだ奥で電気関係のハーネスとエアコンワイヤーが繋がっているので手前に引き出すことが出来ません。

エアコンワイヤー取り外し

エアコンコントロールと繋がっているワイヤーは3本です。
運転席下に潜ってヒーターユニット右側に温度切り替えスイッチのワイヤー。
反対側には吹き出し口切換えスイッチのワイヤーがあります。
エアコンワイヤー

グローブボックス奥には内外気切換え用スイッチのワイヤー。
グローブボックスの固定部分を外して作業する必要があります。
内外気切換え用エアコンワイヤー

エアコンワイヤーは、ワイヤーに付いているクランプとワイヤー先端の輪の部分の2か所でヒーターユニットに固定されています。
ワイヤー先端部分と、ワイヤーに付いているクランプをヒーターユニットから取り外します。
それぞれのワイヤーの取り付け方法は3つとも同じです。
ヒーターユニットからエアコンワイヤーを取り外す

ワイヤーが先端の輪の部分はヒーターユニットのリンクにロックされています。
力任せに引き抜くと破損の原因になります。リンクの先端部分を指でつまんでロックを解除してワイヤーを外します。
エアコンワイヤーを解除

エアコンコントロール取り外し

エアコンコントロールに付いているイルミネーション2か所を外します。
エアコンコントロールを少しだけ引き出し、正面から指を突っ込んでホルダーを引き抜きます。
エアコンコントロールからイルミネーションを外す

エアコンコントロール裏側にあるハーネスカプラー2か所を外します。
どちらのカプラーもエアコンコントロール正面から外すことは出来ません。
アッシュトレイ(灰皿)のホルダーのネジ3か所を外して、インストルメントパネル側面や下側から手を入れてハーネスカプラーのロックを解除します。
エアコンコントロールからカプラーを外す

ワイヤーに気を付けながらゆっくりとエアコンコントロールを手前に引き出します。
エアコンワイヤーは、適正な位置に配置されていないとレバーが動かなくなってしまいます。
外す前にエアコンワイヤーの通り道を覚えておきます。
エアコンコントロールの取り外し

エアコンワイヤー自作と交換

外したエアコンコントロールを裏返してみると、エアコンワイヤーがレバーとの接合部で折れ曲がっていました。
試しに工具を使って、曲がったワイヤーを真っ直ぐに矯正してみましたが、1度変形したワイヤーは強度が弱くなっていて、力が掛かるとすぐに曲がってしまいました。
ワイヤー自体を取り外して新しいものと交換する必要があります。
折れ曲がったエアコンワイヤー

プレオのエアコンワイヤーは、エアコンコントロールと一体になっていて、ワイヤー単体で販売されていません。
ワイヤーを交換するには、エアコンコントロールAssy丸ごと交換することになります。
エアコンコントロールAssyの純正品番は72311KE000。新品は5000円を軽く超えてしまいます。
中古品を購入する時は、ワイヤーが付いているものでないと意味がありません。

ワイヤーのみを交換することを考え、代替品としてステンレスワイヤーを考えましたが、径の同じものでも柔らかすぎて役に立ちません。
シートのレザーを外した時に、カットしたワイヤーが使えそうだったので流用することにしました。
今回は運良く見つかりましたが、代替品を探すのは、別の車のエアコンワイヤーから流用する以外には難しいと思います。
エアコンワイヤー代替品

レバーへの取り付けは、先端を直角に折り曲げてはめ込みました。
本来ならば、外れないようにガッチリ固定するべきですが、ワイヤーが硬く、細かい作業は困難でした。
エアコンワイヤー修理

エアコンユニット取り付け部は、ラジオペンチで巻いていきました。
ワイヤーが硬く、綺麗な円形に加工することは出来ませんでしたが、元のワイヤーと同じ形状・同じ長さになるように調整しました。
エアコンワイヤー 自作

今回のワイヤー破損の原因は、エアコンユニット側の吹き出し口切換え部のリンクが固着してに動かないことでした。
これを改善しなければ、同じ故障を繰り返してしまいます。
ジョイントの可動部分にグリスを塗っておきました。
エアコンユニット グリス 塗布

自作したエアコンワイヤーは、長さもピッタリでリンクに嵌ってくれました。
レバーもスムーズに動き、とりあえず問題は解決です。
エアコンワイヤー交換

取り外した各部品を元通りに取り付けて作業は完了です。
エアコンレバーは動かす頻度が高く壊れやすいのか、歴代の車で必ず起こるトラブルの1つですね。
今回の修理は今までで1番手間がかかりました。

プレオ整備記録

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