プレオのフロントバンパー取り外し
エンジン周りの部品交換
プレオのエンジンルーム内はスッカスカなくせに、エンジン周辺の部品交換にはフロントバンパーを取り外す作業が必要な場合が多くあるように思います。
必ずしも外す必要がある場合ばかりではありませんが、プラグ交換のように外した方が楽に作業できます。
また、ベルト交換時にベルトの張り具合を調整する時には、エンジン下部にあるアンダーカバーを外す必要があります。
フロントバンパー
正面から、フロントパネルのラジエターアッパー部にタッピングスクリューが4か所。
ネジ止めされているフロント左右ウィンカーランプを外し、ウィンカーランプを引き出します。
ウィンカーランプはバンパーを外す時に引っ掛かるので、コネクターから外しておきます。
ウィンカーランプ取り付け部の奥にボルトがあるので外します。
奥行きがあるので延長ソケットが必要です。
ボルト、タッピングスクリュー共に10ミリソケットで外せます。
バンパー下側にクリップ2か所。
クリップの純正品番は57728AC090。
ここはクリップリムーバーがないと手こずる上に、破損しやすいのでストックしています。
経験上、頻繁に外れて無くなっている部品でもあります。
バンパーの横にあるフェンダー取り付け部のマッドガードにクリップ1か所。
クリップはプラネジになっているのでプラスドライバーで外します。
樹脂製なのでネジ穴が潰れ易くなっていて、半回転させると頭が少し浮いてくるので指でつまんで外します。
このクリップの純正品番は909140012。
社外品でスバルのバンパー用で販売しているものはサイズが異なるので純正品を購入するしかありません。
4~5回も外すとネジ穴が潰れてきます。完全に潰れて回せなくなってしまうと厄介なので、定期交換部品だと思ってストックしています。
さらに、マッドガード奥のフェンダーに取り付けられているタッピングスクリュー1本。
延長ソケットを使わないとレンチが入りません。
マッドガードを外すのが面倒なので、破損させないように隙間からレンチを入れます。
ウィンカーランプ奥のボルト同様、外観から見えないので要注意です。
取り付けられているボルト、スクリュー、クリップは以上です。
バンパー裏側には、コードが取り付けられているのでコネクターを外します。
このコードは用途不明の部品なのですが、どうもラジオ関係のものらしいです。
フロントパネル取り付け部には、ハメ込み部分にバンパーのツメで引っ掛けてあるので注意して外します。
バンパーを破損させて修復・取り付け不能になった時は、中古部品を使えば安く済みます。
パーツが破損し、純正新品の購入が高額になるときは中古部品で賄うのも1つの方法です。
車各種メーカーの純正部品、パーツ、中古部品、リビルド品を扱っている通販サイトです。
アンダーカバー取り外し
エンジン下にあるアンダーカバーはエンジン下回りのメンテナンスや、補機ベルト交換時のベルト張り調整を行う場合に外します。
アンダーカバーは車両前方に10ミリタッピングスクリューが2か所、タイヤハウス内のホイールエプロンに1か所。
タッピングスクリュー3本を外すだけです。
スタビライザーが邪魔なのでエンジンの隙間に通して引き出します。
フロントバンパーとは取り付け箇所が別になっているので、同時に取り外す必要はありません。