軽自動車DIY整備記録

現在使用しているスバルGF-RA1プレオ、かつての愛車ミツビシH42ミニカの整備記録と日常DIY生活の紹介です。

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エンジンオイル・オイルフィルター交換

車メンテナンスの基本中の基本

エンジンオイルは、機械油の持つ潤滑・洗浄・冷却・防錆の各性能に、気密性能を加えたエンジン専用のオイルです。
エンジンの使用によって各性能が低下していくため、定期的な交換が必要です。

エンジンオイルの交換は取扱説明書によると、舗装路を年間10000km程度走る場合で10000㎞、または6カ月どちらか早い方での交換とあります。

メンテナンスノートには別途記載があって、悪路走行、年間走行距離が20000km以上の場合や、1回の走行が8km以下の短距離走行が多い場合などの、シビアコンディションと呼ばれる厳しい使用条件下での走行では5000㎞、または3ヵ月どちらか早い方での交換とあります。

例えば、指定されたオイル交換をしているのに、オイルキャップ周辺にマヨネーズ状の物体が見られた時は短距離走行が多い証拠です。
マヨネーズ状の物体の正体は、エンジンが十分に暖められてない状態において、燃焼過程で発生した水が蒸発せず、エンジンオイルと混ざり乳化したものです。

エンジン内に残った水は錆びの原因となるので、十分な暖機運転または頻繁なオイル交換をしないとエンジンの寿命を縮めることになります。


自分の場合は、年間走行距離が2万キロを軽くオーバーしているので5000㎞ごとに交換しています。
オイル粘度は、メーカー指定のオイルを使用するのが基本になります。
昔は冬になると5w-30に変えていましたが、特に変化がないので、今では10w-30にしています。

前に乗っていたミニカのエンジンのタペットカバーパッキンを交換した時に、ヘッドカバーを外したのですが、スラッジも無く綺麗なもんでした。
エンジンオイルを定期的に交換したエンジン内部

エンジンオイルをはじめ、定期的なオイル交換を怠ることは、あらゆるトラブルの根源であると思います。

エンジンオイル交換方法は、ドレンボルトとオイルフィルターの取り付け位置が車種によって異なるだけで交換要領は全く同じ作業です。

エンジンオイルを抜く

車の前面から下を覗き込むとオイルパンが見えるので、ドレンボルトの位置を確認。
我がプレオのエンジンオイルは、右側に排出するようになっていてタイヤが邪魔しています。
ハンドルを右に切って作業場所を確保するか、面倒ですがジャッキアップしてタイヤを外した方が作業がはかどります。
オイルパンとドレンボルトの場所

今回に限ってオイル漏れを起こしていました。ドレンボルトのパッキンが寿命のようです。
前回のオイル交換時にパッキンを付け忘れた時も同様の症状が起きます。
オイルパンからのオイル漏れ

下に新聞紙を敷いて廃油処理ボックスを設置します。
プレオのエンジンオイル規定量は2.7Lですが、実際には全部は出てきません。
なので、廃油処理ボックスは1番小さい2.5L用で足ります。

AMON エーモン工業 ポイパック(廃油処理箱) 1604

お住いの自治体では可燃ごみとして引き取ってもらえない場合があります。
オイル処理方法については事前に確認しておきます。
エンジンオイル交換のために廃油処理ボックスを設置

ドレンボルトのサイズは14ミリ。
大体、40N・mくらいのトルクで締められているので、短いラチェットレンチではビクともしません。
柄の長いスピンナーハンドルで外します。

PWT 1/2インチ スピンナーハンドル 505mm

タイヤローテーションなど、車載工具を使うより楽に作業できるので、柄の長いスピンナーハンドル1本くらいあっても良いと思います。
ドレンボルトを緩める

工具でボルトが緩んだら、ボルトを手で緩めていきます。
次の瞬間、ボルトがポロッと外れてエンジンオイルがドバーッと落ちてきます。
このままオイルが全て排出されるまで暫く放置しておきます。
ドレンボルトを外してエンジンオイルを抜く

オイルフィルター取り外し

オイルフィルターは、汚れたエンジンオイルに含まれるスラッジ、金属粉などのエンジンに害を及ぼすゴミを取り除くために取り付けられている濾過装置です。
長く使い続けていると、フィルターが目詰まりを起こして濾過機能が低下するため、オイル交換同様に定期的な交換が必要です。

オイルフィルターはオイル交換2回に1回の交換が一般的です。
プレオのメンテナンスノートでは1万キロと記載されていますが、シビアコンディションでは5000kmで交換するようになっています。

つまり、私の場合はオイル交換毎にフィルターも交換することになります。

交換するオイルフィルターは純正品にしたり、社外品にしたりしています。
やはり、純正のフィルターが一番安心して使うことが出来ます。

オイルフイルター 15208KA012 スバル純正部品


オイルが十分に抜けたらオイルフィルターの交換です。
プレオのオイルフィルターはエンジンルーム下から交換することが出来ます。

画像が撮影しにくかったので、今回に限りバンパーを取り外して作業しました。
実際にはバンパーを外す必要はありません。
あえてエンジンルームの上側と下側から手を入れて作業しています。

オイルフィルターはエンジンルーム左前の奥側、エンジン手前にあります、
エンジンに直接取り付ける形式のものが多いのですが、エンジンから伸びた配管に取り付けるようになっています。
プレオ エンジンオイルフィルターの場所

取り付けていたオイルフィルターは、格安のアストロプロダクツのモノです。

オイル交換毎にオイルフィルターを交換するので、純正品と比べて価格が半値以下であるコレをケースバイケースで使っています。

フィルター機能もそれなりでしょうが、通常2回に1回交換するものを、毎回交換すれば純正品よりも安くなる計算になります。毎回交換したい人向きだと思います。

使い続けた訳ではありませんが、これが原因でトラブルが起きたことはありません。

AP オイルフィルター A-332

オイルフィルターは、径の合ったオイルフィルターレンチがないと外れないくらい強く締まっています。
オイルフィルターにドライバーを突き刺して回して外す人もいるようですが、中心部にはフィルター取り付け用のボルトが出ていて、ボルトを破損させてしまう可能性があるので推奨しません。

したがって、取り外しにはオイルフィルターレンチが別途必要になります。

フィルターレンチには各種ありますが、ラチェットレンチに取り付けられるカップ形式のものが、保管に場所も取らず安価でオススメです。

AP オイルフィルターレンチカップ 68mm 14角

作業スペースが狭いので、先にフィルターレンチカップをオイルフィルターにセットします。
交換するオイルフィルターによっては、強く押さえ付ける場合とスッポリ入る場合があります。
オイルフィルターにフィルターレンチカップを取り付ける

そのあとでラチェットレンチを取り付けます。
最初からラチェットレンチを取り付けた状態では、場所が狭くオイルフィルターにハマりません。
フィルター取り外し作業は上からは出来なかったので、エンジン下から行いました。
それでも作業スペースはギリギリでした。
フィルターレンチカップにラチェットレンチを取り付ける

フィルターレンチを首振りタイプのものに替えて試してみると、こちらの方がスペースに余裕がありました。
首振りタイプのフィルターレンチは、オイルフィルターを締め付けて外すため、仕様範囲内のフィルターなら径の大きさに関係なく使用できます。

46914 SIGNET オイルフィルターレンチ(91-111mm)

カップ型・首振り型どちらが便利かは、オイルフィルターの取り付け状態に依ります。
今回は首振り型のフィルターレンチに軍配が上がりました。
首振りタイプのフィルターレンチ

少し緩めば、あとは手で回して外すことが出来ます。
オイルフィルター取り付け部に隙間が出来ると、かなりの量のエンジンオイルが垂れてきます。
同時に、オイルパンのドレン側からもエンジンオイルが出て来るので、下には廃油処理箱を置いておきます。
この作業をエンジン下側から行う時は、細心の注意を払わないとエンジンオイルを顔に浴びることになります。
この作業は苦手なので、今回、ここだけはバンパー側から取り出しました。
オイルフィルターを取り外す

オイルフィルターを取り外した後は、エンジン側のフィルター取り付け部の、フィルターとの接触面の汚れを綺麗に取り除いておきます。
接触面に異物等が残っていると、オイル漏れの原因になります。
オイルフィルター取り付け部分の汚れを取り除く

オイルフィルター取り付け

今回交換するオイルフィルターは純正同等の社外品です。
オイルエレメント

よく目にするオイルフィルターで、このシリーズは前の車でも頻繁に使っていました。

PIAA オイルフィルター PF1

新品のオイルフィルターを取り付ける前に、フィルターのガスケット全周に新しいエンジンオイルを塗布しておきます。
こうすることで、フィルターからのエンジンオイル漏れを防ぐ効果があります。
オイルエレメントのガスケットにエンジンオイルを塗る

取り付ける時の締め付けトルクは角度法で締め付けます。
オイルフィルターのガスケットがエンジンに接触してからフィルターレンチで1回転締め付けます。

購入したオイルフィルターによっては、外箱に締め付け方法の説明が書いてあります。
締め付け角はフィルターメーカーによって異なりますが、総じて1回転が多いようです。

自分は手で力一杯締め付けていくと、丁度1回転する感じです。
この作業はエンジン上側からも行うことが出来ます。
閉め過ぎるとガスケット部分を痛めることがあり、オイル漏れの原因になるので要注意です。
オイルエレメント取り付け

オイル注入

エンジンオイルを入れる前にドレンボルトを締めますが、今回はドレンボルトのパッキンを交換します。
毎回交換するように指定されていますが、何度か再使用しても問題ありませんでした。実際に交換するのは初めてです。

純正品番:803916010 ガスケット
車種によって2種類あり、内径16ミリのモノです。

オイルドレンパッキン 国産車用 スバル用 内径16mm (スチール製) 5枚入

パッキンはボルトから外れ易く、オイル交換でドレンボルトを外した時に何処かに紛失してしまう可能性が大きいです。
私の場合は、オイル処理ボックスの中によく落としています。
ボルトを取り付ける前に確認しておきます。
ドレンボルト パッキン取り付け

パッキンを交換してもオイルが漏れているようなら、ドレンボルトを新品に交換することになります。

スバル プレオ ドレンボルト 大野ゴム YH-0125

オイルパンのドレンボルトの当たり面にゴミが付着していると、オイル漏れの原因になる可能性があるため、ボルト取り付け口周辺をきれいに掃除しておきます。

ドレンボルトが、オイルパンの座面に当たるまで手で締め付けていきます。
ドレンボルトをオイルパンに取り付ける

ドレンボルトの締め付けトルクは4.7±0.3 kgf・m (≒46±3 N・m)。

締め付け過ぎによるボルト破損ならともかく、オイルパン側のネジを破損させると面倒です。
余計なトラブル回避のため、締め付けはトルクレンチを使いたいものです。

大橋産業 BAL トルクレンチ 5pcセット

ここだけに限らず、ボルトによっては正確なトルクで締め付ける必要があります。
DIYメンテナンスでは、スピンナーハンドル同様に必携のツールです。
ドレンボルトをトルクレンチで締め付ける

エンジンオイルは、エンジン横から出ているパイプのキャップを外して入れていきます。

メンテナンスノートにはエンジンオイル容量は2.7Lとありますが、実際にはそんなに入りません。
規定量通りに入れると、入れ過ぎになる可能性があります。
オイル不足同様、オイル過多もエンジンに悪影響があるので要注意です。
プレオ エンジンオイル注入口

2.5Lくらい入れて、オイルレベルゲージLow少し上くらいでしょうか…。
ちなみにオイルジョッキを持っていないので、4Lのペットボトルを使っています。

入れ過ぎると厄介なので、一気に入れずに、少しずつ入れながら様子を見ます。
オイルを入れるのは簡単ですが、入れ過ぎたオイルはドレンボルトを外して抜くことになります。
EN07エンジン エンジンオイル注入

1~2分程度エンジンをかけて、エンジン内にオイルを循環させます。
その後エンジンを停止し、循環させたオイルがオイルパンに落ちるまで5~10分待ちます。

エンジン横には、エンジン内のオイル量を測るための細長い棒状のオイルレベルゲージがあり、これをガイドから引き抜いてオイル量をチェックできます。

最初に引き抜くと、オイルがべっとり付着しているので1度拭き取ります。
再度、奥まで挿し入れて、もう1度引き抜いて先端部分を確認します。
オイルレベルゲージを引き抜く

オイルレベルゲージが細い上に、新品のエンジンオイルは綺麗なので確認しにくいです。
オイルレベルゲージを見て、オイルの付着している位置が刻印されている2つのドットの間にあれば、規定量のオイルが入っていることが確認出来ます。
オイルレベルゲージを見てオイル量を確認する

下限側の刻印より下にあれば、オイルが規定量まで達していません。
オイルを追加注入して規定量まで入れていきます。

エンジンオイルを適量入れたら、ドレンボルト、オイルフィルターからのオイル漏れがないかチェックして作業終了です。

プレオ整備記録

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エアエレメントは定期交換部品です。
メンテナンスノートでは40000kmごとに交換するようになっています。
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メーカー指定のプラグ交換時期は2万キロになります。
プレオはボンネットを開ければ直にプラグまでアクセスできますが、交換作業が楽に行えるため、バンパーを外しての交換作業をしてみました。

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メンテナンスノートではプレオのクーラントは、2年または40000km毎で交換するようになっています。
プレオのマニュアル車には水抜き穴が設けられていないので一般的な方法で交換しました。

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