軽自動車DIY整備記録

現在使用しているスバルGF-RA1プレオ、かつての愛車ミツビシH42ミニカの整備記録と日常DIY生活の紹介です。

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FC2無料ホームページから引っ越し

不良URLの検出

ご覧のホームページは、FC2が提供する無料ホームページサービスがスタートでした。

容量1GBで広告表示なし。商用利用も可能。SSL暗号化通信(https化)にも対応している等、豊富なサービスを無料で使うことが出来ます。

ホームページ運営初心者にとっては非常に有り難いサービスで、ホームページ制作に関する様々なことを学ぶことが出来ました。

特に不満もなく使わせてもらっていたサービスですが、Googleのサーチコンソールで不良URLが検出されるようになりました。
サーチコンソールで検出された不良URL

不良URLの原因は、モバイル表示でのCLSに関する問題でした。

CLSとは視覚の安定性を測る指標のことで、ページのダウンロード時に画像等ののダウンロードが遅れて表示されることによって、閲覧開始時に表示にズレが生じる時間を指標化したものです。

表示のズレによって生じる誤クリックを悪用し、広告のクリックを誘発させる手法などに対応するため新たに設定された値で、今後、Google検索のランキング要因に組み込まれることが予定されています。

これが原因であるとは特定できませんが、Googleアナリティクスで確認してもpv数が徐々に落ちていることが確認できます。
グーグルアナリティクスのページビュー

CLS に関する問題が解決できなければ検索ランキングから外れていまう可能性もあります。

CLS に関する問題の原因

私のホームページのCLS に関する問題の原因は、javascriptファイルの読み込み速度が遅いことによるメニューバー表示の遅延にあります。

サーチコンソールの「ウェブに関する主な指標」から問題のあるURLをクリックすると、ページ表示速度を測定する「PAGESPEED INSIGHTS」が開きます。

パソコン表示でのスコアが99点であるのに対し、モバイル表示でのスコアは54点でした。
FC2無料ホームページのPAGESPEED INSIGHTSのスコア

更にページ下にある「改善できる項目」ではデータ通信量の多いファイルを確認することが出来ます。
項目からは、自分が製作したページのhtmlファイルや画像ファイル、javascriptファイルの他に、FC2が広告を表示させるためと思われるファイルもダウンロードされていることが分かります。
FC2からダウンロードされる広告ファイル

2021年1月の時点で、FC2無料ホームページではパソコンでは広告は表示されません。
ところが、モバイルでは画面の15%に広告が表示されてしまいます。
FC2無料ホームページのスマホ画面

javascriptファイルの読み込み速度を少しでも上げるには、他のファイルの通信量を減らすことぐらいしか思いつきませんでした。
通信量を減らすといっても、自分でできることは限られています。
FC2側の通信量は、こちらから減らすことは出来ません。

独自ドメイン取得

モバイルでも広告を表示させたくなければ有料版に移行することになります。

モバイルでの広告表示に関しては、それほど気にしていませんでした。

FC2側も、収入が無ければ会社運営することが出来ないため、無料で提供しているホームページに広告を掲載することは当然の権利であって、その点については何の不満もありませんし、広告掲載のためのファイルのダウンロード時間に関しても今後改善されていく可能性はあると思います。

ただ、今後も落ちていくであろう検索ランキングを考え、独自ドメインを取得してレンタルサーバーへ移行することに踏み切ることにしました。

今まで無料で使わせてもらえたことにFC2には感謝の気持ちでいっぱいです。


独自ドメインはムームードメインで取得したので、その流れでサーバーの引っ越し先はロリポップにしました。

ドメイン設定やファイルのアップロードについては、詳しく解説されているサイトが山ほどあるので特に問題無く出来ました。

その他に引っ越しに伴って行った作業は以下の通りです。

常時SSL化

SSL(Secure Sockets Layer)はインターネット上での通信を暗号化する技術です。

暗号化されていないサイトはURLが http://~であるのに対し、暗号化されているサイトはURLが https://~になっていることで見分けることが出来ます。

SSL暗号化通信は「常時SSL化」や「https化」などとも呼ばれ、第三者によるデータの閲覧・改ざんのリスクを防ぎ、サイト利用者の安全性を高められることから、Googleでの検索順位にも影響するSEO上でも重要な項目であり、昨今のWEBサイトでは常時SSL化は必須になっています。

サイトのSSL暗号化通信は、ロリポップの無料独自SSLの設定ページでボタンをクリックするだけで終了ですが、後述するhtaccessファイルを作成してアップロードする必要があります。

htaccessファイルに記述する内容
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI}[R,L]

これは http://~を https://~にリダイレクトさせるためのもので、これでGoogleの検索エンジンに正しく処理してもらえます。

URLの正規化

URLの正規化はホームページのURLを https://www.~ または http://~ のように、wwwあり・無しのどちらかに統一、さらに~.com/index.html を ~.com に統一することを言います。

どちらも指定したURLにリダイレクトするためのものです。
これで検索エンジンによるURLの分散を防ぐことが出来ます。

こちらもhtaccessファイルを作成してアップロードする必要があります。

htaccessファイルに記述する内容

www ありにしたい場合

RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^ドメイン名\.com
RewriteRule ^(.*) http://www.ドメイン名.com/$1 [R=301,L]

www 無しにしたい場合

RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.ドメイン名\.com
RewriteRule^(.*) http://ドメイン名.com/$1 [R=301,L]

index.html 無しにしたい場合

RewriteEngine On
RewriteCond %{THE_REQUEST} ^.*/index.html
RewriteRule ^(.*)index.html$ http://hogemoge.com/$1 [R=301,L]

htaccessファイルの作成

htaccessファイルは、Winddpwsのメモ帳で作成することが出来ます。
私個人の設定は「https化」「www無し」「index.html無し」にしました。

作成したhtaccessファイルの内容
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R,L]
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.holyaries\.com
RewriteRule ^(.*) http://holyaries.com/$1 [R=301,L]
RewriteCond %{THE_REQUEST} ^.*/index.html
RewriteRule ^(.*)index.html$ http://holyaries.com/$1 [R=301,L]

コピーして使用する場合は、メモ帳に記述または貼り付けた後「holyaries」の部分を自分のドメイン名に置換してください。
行ごとに必ず改行が必要です。
コピーした場合は最後に改行が入っていないので自分で改行して下さい。

名前を付けて保存します。文字コードはUTF-8が無難です。
ファイル名はアップロードしてから書き換える必要があるので任意のもので構いません。

FC2無料ホームページから302リダイレクト

無料ホームページからの引っ越しは、一般的なサーバー移転とは状況が異なります。

一般的なホームページの引っ越しは、有料レンタルサーバー同士の引っ越しを指し、ネームサーバーの変更等を経て、今まで使用いていたドメイン名をそのまま使用することが出来ます。

しかし、引っ越し先のホームページでは、無料ホームページから割り当てられたURLを使用することは出来ません。

つまり、新たにドメインを取得して全く別の新しいホームページを作っていくことになります。

このような場合、旧ホームページのSEO評価を引き継ぐため、旧ホームページのhtaccessファイルに301リダイレクトという手法を施し、SEO評価を新しいホームページに引き継がせます。

301リダイレクトとはWebサイト(ページ)を恒久的に移転先へ転送する方法で、URL変更時には必ずと言っていいほど行われます。

ところが、多くの無料ホームページではhtaccessファイルを勝手に編集できないようになっているため301リダイレクトが出来ません

301リダイレクトで転送したい場合は、FC2有料版ホームページに変更すれば htaccessファイルを編集することが出来るようになります。
費用は掛かりますが、確実かつ安全にホームページを移行することが出来ます。

このホームページは訪問数の多いサイトでもなく、なるべく費用を抑えたい…。

そこで、自分でhtmlファイルにタグを記述することで行える302リダイレクトと呼ばれる手法で新しいホームページに転送することにしました。

302リダイレクトとは、URL転送処理のうち、原則として一時的な転送に用いられる処理のことです。
かつては、301リダイレクトのようにSEO評価を引き継ぐことが出来なかったのですが、その後のGoogle仕様変更によって301リダイレクト同様のSEO評価を引き継ぐことが出来るようになりました。

302リダイレクトは、旧ホームページにある全てのhtmlファイル内の<head>~</head>の間に以下のタグを記述します。

<link rel="canonical" href="新しいページのURL" />
<meta http-equiv="refresh" content="転送までの秒数; URL=新しいページのURL">

転送までの秒数を0秒にすると、「グーグルからスパム判定される」とか逆に「301リダイレクトと同じ効果がある」等の情報が存在していて、どれが事実なのか判別できなかったので転送秒数は3秒にしました。

例えば、このページ(https://holyaries.com/other/homepage.html)に3秒後に302リダイレクトさせるには以下のような記述になります。

<link rel="canonical" href="https://holyaries.com/other/homepage.html"/>
<meta http-equiv="refresh" content="3;URL=https://holyaries.com/other/homepage.html">

また、訪問者にサイト移転を伝えるために新しいサイトのURLとリンクを貼っておきました。

各ファイルのアップロード

最初にホームページのファイルをロリポップサーバーにアップロードします。
私はホームページビルダーを使って転送しているのですが、ほかの転送ソフトを使うとファイルの階層にズレが生じるかもしれません。

続いてhtaccessファイルを送りますが、ホームページビルダーでは送れないので付属の転送ツールを使いました。

アップロード後はロリポップにログインしての管理画面を開きます。
「サーバーの管理・設定」から「ロリポップ!FTP」を開いて自分のドメイン名のファイルをクリックすると、アップロードしたフォルダやindexファイルが表示されます。

その中にあるhtaccessファイルをクリックすると編集画面になるので、ファイル名を.htaccessに、属性(パーミッション)を604に変更して「保存する」をクリックします。
ロリポップFTPツールの画面


サイトマップを作成してアップロードします。

自分で記述して作成しなくても、ネット上にあるサイトマップ作成ツールを使えば、あっという間に作成してくれます。
先にホームページをアップロードしておかないと指定したURLにアクセスしてくれません。

サイトマップを作成-自動生成ツール「sitemap.xml Editor」

ところが…。

いつもなら問題なく作成してくれていた作成ツールが、自分のホームページのURLにアクセスできませんでした。
https://~から始まるURLにアクセスできない場合があるようです。
前のURLも一応、https://~だったのですが…。

FC2にもサイトマップ作成ツールがありますが、やはりURLにアクセスしてくれませんでした。

FC2サイトマップ

どうやらhtaccessファイルで 正規URLにリダイレクトしていると、URLにアクセス出来ないようです。

英語サイトですが、ここならURLにアクセスしてくれてサイトマップを作成してくれました。

XML-Sitemaps.com


新しいホームページのアップロードが全て終わったら、古いホームページに302リダイレクトをかけたhtmlファイルをアップロードします。
これで古いサイトにアクセスした訪問者を新しいサイトに誘導し、検索クローラーにサイトを移転したことを伝えます。

実際にアクセスしてみて、正確にリダイレクトされているか確認しました。

以上で引っ越し作業は終了です。
302リダイレクトをかけた旧ホームページは削除しないで放置します。

「PAGESPEED INSIGHTS」を使って新しいサイトの速度を測定してみました。
パソコン表示のスコアは99点、モバイル表示のスコアは98点でした。
ロリポップサーバーのPAGESPEED INSIGHTSのスコア

とりあえず、引っ越した意味はあったということでしょうが、依然、CLSに関する問題は解決されていませんでした。
今後の課題として取り組む必要があります。

ドメイン移転後の経過

旧サイトにはリダイレクトをかけているので、新サイトをアップロードした直後から旧サイトの訪問者は新サイトに転送されます。

旧サイトへの訪問数のうち、転送前に離脱したユーザー数を除いた訪問数が新サイトへの訪問数になります。

1週間も経たないうちにクローラーが巡回して来たのか、インデックスされる新サイトのページもちらほら現れ始めました。

旧サイトで検索で上位表示されていた検索ワードで検索してみると、新しいドメインに入れ替わっているページも幾つかありましたが、半分以上のページが検索上位から消えていました。

旧サイトが検索結果に表示されなくなり、インデックスもされていない新サイトも検索表示される筈もなく、検索から訪問してくるユーザーもいなくなります。

Googleアナリティクスで調べてみても、新・旧両サイトともに訪問数が下がっていることが見て取れます。
302リダイレクト後のユーザー数

この結果には特に動揺はしませんでした。
301リダイレクトでもひと波乱あるらしいので、302リダイレクトですんなり引っ越しできるとは思っていなかったからです。

興味深かったのが…。

旧ドメインで検索上位に表示されるページもあったので、まだインデックスされていないのかと思ったら、ページタイトルとスニペット表示(ページタイトル下の説明文)には新サイトの記述部分が見受けられました。
302リダイレクトによるインデックス

つまり、クローラーはサイトが移転したことを認識していて、ページタイトルやスニペットはリダイレクト先のものを表示しつつも、URLは敢えてリダイレクト元のものを表示していることになります。
試しにクリックしてみると、リダイレクト元のページが表示されたあと、リダイレクト先に転送されました。

このように301リダイレクトが恒久的に移転先へ転送する方法であるのに対し、302リダイレクトが一時的なページの移転のためのリダイレクト法であるため、旧URLは残されたままになります。

いずれにしても、他に取るべき方法もないので経過を見守っていました。


3週間も経過すると、6割くらいのページURLが新しいものに入れ替わりました。
検索上位から吹き飛んでいたページの幾つかは、新しいURLに代わって前と同じくらいの順位に戻っていました。
302リダイレクトの一時的な転送の「一時的」な期間は2週間程度とのことなので、緩やかではありますが適切に302リダイレクトでドメイン移転が出来ているようです。

1か月を過ぎるとほぼ全てのURLが新しいものに入れ替わりました。
下の画像は、リダイレクトから1か月間の新旧サイトのユーザーの推移になります。
302リダイレクトによる1か月のユーザー数の推移

3週目には旧サイトを訪れるユーザーがいなくなっています。
新サイトURLに入れ替わったほとんどのページも、5~6位ほど検索順位を下げるか、或いは消えてしまいましたが、訪問数は徐々に増加傾向に転じました。

結局、全てのURLが新しく入れ替わるのに5週間かかりました。
検索上位から消えていたページも、順位を少し下げつつも検索圏内に戻っていました。

その後、日を追うごとにユーザー数も増えていきましたが、元の数の3分の2くらいで頭打ちになりました。
元の数に戻らなかった原因がリダイレクトによるものなのか、FC2のドメインパワーが無くなってしまったためか分かりませんが、どうやらここから再スタートを切ることになりそうです。


以上が、302リダイレクトでURL変更を行った結果になります。
無料ホームページからサイト移転を検討されている方の参考になれば幸いです。

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