洗濯機 Vベルト交換
洗濯機の脱水層が回らなくなりました。モーター音は聞こえるのですが、洗濯槽が動きません。
洗濯機の買い替えも検討しましたが、その前にDIY修理を試みます。
メーカーや機種は参考になりませんが、修理する洗濯機は東芝のAW-A50G。
屋外に出してひっくり返す
部屋が狭いので、とりあえず家の外まで運んでひっくり返してみました。
運搬の途中ですでに気付いていたのですが、ベルトが床に落ちていました。
Vベルトが劣化して伸びてしまい、外れたのでしょう。
ベルトを見てみると、ボロボロになっています。
ベルト交換すればいいだけです。ベルトの刻印は「BANDO V BELT M-18.7」とあります。
早速、ネットで検索してみるもヒットせず。
バンドーは、うちのミニカでもお世話になっているベルトメーカーの名門。
当然商品はあるのですが、肝心のM-18.7と言うのがありません。M-18、M-19はあるのですが、その間が存在しません。
どうやら、家電メーカーにのみ卸しているのか、一般には販売されていないようです。
家電の部品や、消耗品を販売しているショップがあり、メーカーによっては洗濯機のVベルトが入手できます。家電の型番が分かれば部品が手に入るかもしれません。
Vベルト代替品
同じものが入手できない以上、修理を諦めるか代替品で何とかするしかありません。
洗濯機のモーターは、取り付けボルトを緩めることでベルトの張りを調整することが出来るようになっています。
使えるのはM-18、M-19のどちらかですが、M-18だとハマらない可能性があります。
それより、長めのモノを取り付けてベルトの張りを調整する方が得策。
と言う訳で、M-19を購入して早速取り付けてみました。
Vベルト取り付け
ベルトをプーリーに引っかけて回転させると、自然とハマっていきます。
こういうのって、無理にベルトを引っ張ると、破損の原因になるので要注意です。
モーターをスライドさせてベルトに張力を掛けたまま固定し、ボルトを締めていきます。
この洗濯機のモーターを固定しているボルトは3本。動かないようにしっかり締め付けました。
ベルトの張りには適度なたるみが必要です。
細かい値は、購入したベルトのラベルに記載してありましたが、交換するベルトは元のベルトよりも長いので、モーターの位置を目一杯引いておきました。
元に戻して試運転してみると、洗濯槽が動いたので良しとしました。
車のメンテナンスと比べれば楽なもんです。