軽自動車DIY整備記録

現在使用しているスバルGF-RA1プレオ、かつての愛車ミツビシH42ミニカの整備記録と日常DIY生活の紹介です。

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脱水槽が回らない

洗濯機を分解して脱水槽と洗濯槽を洗浄した後、元に戻して試運転してみると、洗濯機がエラー表示をして動かなくなってしまいました。

具体的な症状は以下の通り。

分解前には正常に作動していたので、分解・組立ての過程で何かをしてしまったのは間違いありません。

再度分解して修理をしましたが、原因を突き止めるのに時間がかかり、危うく買い替え寸前まで考えてしまいました。

参考までに、修理する洗濯機は東芝のAW-7G6になります。
東芝の全自動洗濯機の修理のヒントになれば幸いです。

洗濯機のエラー表示

洗濯機のメーカー・機種によって異なりますが、洗濯機に不具合が起こったことを使用者に知らせるため、ブザーが鳴ると同時にエラー表示されます。

液晶ディスプレイがある場合はエラーコードが表示され、無い場合は操作パネルの不具合に応じた箇所が点滅します。

エラー表示の詳細は、取扱説明書に記載されています。

我が家の洗濯機のエラー表示は「ふたが閉まっていない」旨を示すものでした。
当然、ふたは閉めてありますが、何度試してもブザーが鳴ってエラー表示されます。
洗濯機のエラー表示

多くの洗濯機のふたの開閉の検知は、操作パネルの内側に取り付けられている「ふた開閉センサー」で行われます。

センサー内にあるリードスイッチが、ふたに取り付けられている磁石によって接点に引き寄せられて開いたり閉じたりする、いたって単純な原理で作られています。

このセンサーが故障、または、ふたの磁石が外れたりするとすると、ふた開閉センサーのスイッチが閉じなくなってしまい、洗濯機がフタが閉じていないと判断して動作を停止させてしまいます。

洗濯機のふたに付いている磁石は以前と何も変わっていないため、この磁石が原因とは考えられません。

それでも、最初に行うテストとして、別に用意した磁石をふたが閉じた時の位置に置き、洗濯機が動作するかを確認してみました。

磁石の向きを色々変えて試してみましたが、思った通り、相変わらずエラーになってしまいます。
洗濯機のフタセンサーに磁石を置く

この時点で判断できることは、「ふた開閉センサーが故障している」「ふた開閉センサー以外が原因で洗濯機が動かない」のどちらかになります。

ふた開閉センサーのような単純なつくりになっている部品は壊れにくいものだと思っていたのですが、ネット上では、このセンサーの故障による不具合の例が散見されます。

メーカーに修理を依頼して部品を交換すると、万単位の修理費がかかることは分かりきっているので、いつものDIYで部品を交換・修理のパターンになります。

家電の部品や、消耗品を販売しているショップで、洗濯機のメーカー・型番を検索しても、パルセーターやVベルトなどはあっても、センサーのような電子部品は取り扱いが少なく、部品の入手は無理でした。

Useful Company

でん吉

洗濯機が動かない=新規購入=今の洗濯機は壊れていて売れない=廃棄ということになります。

それならば、廃棄する覚悟で、ふた開閉センサーの配線を切断・直結して、フタが閉じていると洗濯機に認識させて継続使用することにしました。

洗濯機の分解

洗濯機の横に2本、裏に2本あるネジを取り外すと、上部パネルを持ち上げることができます。
横のネジは、化粧シールで隠されていることが多いので剝がします。
洗濯機の分解

操作パネル裏側のスイッチ付近には基板があり、基板を水から保護するためのカバーで覆われているので、カバーのネジを外します。

洗濯機の蓋センサー切断~やらかした

コントロールパネルカバーが外れると基板にアクセスできます。
洗濯機のふたを閉めた状態で、ふたに付いている磁石の位置の裏側にあるのがふた開閉センサーになります。

この状態から、センサーの配線コードを切断して、残りの配線コード同士を直結すれば、ふたの開閉操作の検知をキャンセルできます。

センサーの配線コードを切断したあと、センサーは放置しても問題なかったのですが、センサーを外して調べたかったので基板を取り外します。
洗濯機の操作パネルの基板

外した基盤をひっくり返して、センサーを固定しているロックを解除すれば、センサーを取り外すことが出来ます。

センサーには型番らしき番号が刻印されていたので検索してみましたが、何も引っ掛かりませんでした。メーカー経由でないとセンサーの入手は困難な上に、おそらく個人では相手にしてもらえないと思います。
洗濯機 フタ 開閉センサー

ふた開閉センサーの配線コードをカットします。
洗濯機のフタ開閉センサーを切断する

切断した「ふた開閉センサー」を調べてみました。

前述した通り、磁石の接近による接点の開閉によって導通する仕組みになっているので、センサーに磁石を近づけて、テスターで抵抗値を計ってみました。

すると、針が振れて0Ωを示しました。
つまり、「磁石が近づくとセンサーが導通=センサーは壊れていない」ことになります。
フタ開閉センサーの故障をチェック

やらかしてしまいました!

不具合の原因は、ふた開閉センサーではなかったことになります。
コードを切断する前に、コードの被覆を剥がしてテスターで導通チェックすれば良かった…。

因みに、切断した配線コードは直結させて、ふたが開いていても洗濯機が動く状態にしておいて、引き続き不具合の原因を探していきます。

原因を突き止める

次に気になったのは、衣類片寄りを検地するセンサーのバーがグラグラしていることでした。

このバーは、脱水時に洗濯槽が大きく振れた時に接触することで、洗濯機が停止する仕組みになっています。

バネで固定されているのですが、これも外れてしまいそうなくらい中途半端に伸びています。
ただ、元の状態を覚えていないので、これが正常なのか異常なのか判断できません。
洗濯機 洗濯槽の振動検知センサー

バーの裏側にある、水位計などの給水関係の部品が収まっている箇所のカバーを外して確認することにしました。
こちらのカバーは、すでに外したネジで固定されていたので、はめ込みを外すだけでした。
洗濯機の裏側の分解

チェックしてみると大当たり!バーが外れていました。
奥にはスイッチがあって、このスイッチが押された状態でないと、安全装置が働いてモーターが回らなくなります。
洗濯機 振動検知センサーの不具合

不具合の原因を発見できたの良いのですが、バーの軸の片側が折れていました。
脱水槽の洗浄をした時に、バーが洗濯槽に引っ掛けたまま操作パネルを持ち上げたため、無理な力が掛かって破損してしまったようです。

とりあえず様子を見る

取り敢えず、はめ込んでみると、片方だけでも機能してくれそうでした。
ここだけの部品は入手不可能だと考え、機会を見て軸を補修することにして様子を見ることにしました。

切断してしまった「ふた開閉センサー」は、修理完了後にコードを継ぎ足して元通りにはんだ付けし、ショートしないように熱収縮チューブで養生しておきました。

今回の修理での唯一の収穫…。

洗濯機が動かない原因が「ふた開閉センサーの故障」である場合、センサーを切断してコードを直結すれば動くようになる

ただし、センサー機能がキャンセルされているので、フタが開いた状態でも洗濯機は作動します。
事故が起こっても誰も保証してくれないので、あくまでも自己責任で行うことです。

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