軽自動車DIY整備記録

現在使用しているスバルGF-RA1プレオ、かつての愛車ミツビシH42ミニカの整備記録と日常DIY生活の紹介です。

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温水洗浄便座 DIY取り付け

親族が市営住宅に入居することになりました。

訪ねてトイレを拝見してみると、洋式トイレには簡易便座が取り付けられていました。
洗浄便座を取り付けたいので、業者に頼むとのことだったが、自分が取り付けることにしました。

「ウォシュレット」と言う名称が一般的ですが、これはTOTOから販売されている商標登録された商品のことです。

温水洗浄便座の温水供給方式には、貯湯式と瞬間式があります。

貯湯式は、本体のタンク内で常に温水を貯蔵して使用するため、1度に使用できる温水の量が多いのですが、電力使用量が大きくなるため、電気代がかかります。

一方、瞬間式は、水をその場で温めて使用するため、電力使用量が少なく済みますが、使用できる温水の量は少なくなります。

一般的に、安価な温水洗浄便座は貯湯式になっています。

パナソニック ビューティートワレ CH931S

目的のモノに色々な機能は必要ありません。
最低限必要な機能が付いているものを探してみると、各メーカーから販売されています。

名前が先行している通り、洗浄便座のシェアのトップを独走しており、価格も高め。
TOTO TCF8GM23 #NW1 ホワイト ウォシュレット KMシリーズ

業界2位のINAXだと、若干価格が下がります。
LIXIL INAX 【CW-RG10/BN8】シャワートイレ RGシリーズ

東芝からも販売されていることを初めて知りました。
東芝 温水洗浄便座 クリーンウォッシュ SCS-T160 パステルアイボリー

配管の取り付け

特にメーカーにもこだわりが無かったので、1番安いコレにしました。
温水洗浄便座 パナソニック CH931SPF ビューティ・トワレ 貯湯式

上位機種のように便利な機能は一切無し。
温水洗浄機能と暖房便座機能のみ。ノズルが動くムーブ機能も脱臭機能もないと言う潔さ。

逆に、今までウォシュレットを使っていましたが、思い返してみると、色々な機能を使った記憶もありません。これだけあれば十分だと考えました。

取扱説明書には、使用工具はプラス・マイナスドライバー、23ミリのスパナ、モンキーレンチとありましたが、取り付けにはプラスドライバーとモンキーレンチだけで出来ました。

作業自体は非常に簡単。
面倒だとすれば、給水用のフレキパイプの取り外しと、付属の給水ホースの取り付けになるでしょう。

何はともあれ、1番最初にすることは、止水栓閉じ。

止水栓のタイプは各家庭さまざまですが、取扱説明書にはそれぞれのタイプ別に説明してあります。
ウチのは手で回すタイプで、工具は必要ありませんでした。

水を止めたら、いよいよ配管を取り外します。

モンキースパナでフレキパイプのボルトを挟み反時計回りに回して外しますが、途中、少量の水が漏れてくるので、床を濡らしたくなければタオルを添えておきます。

貯水タンク側と止水栓側の両方を外しますが、無理な力がかからないように両方のボルトを交互に少しずつ外していきました。
トイレ貯水タンクの配管外し

製品には、給水ホースと漏水防止パッキンと給水ホースの留め具が付属していました。
画像上の短いホースは、貯水タンクから取り外したフレキパイプ。
このパイプは長さが余るはずなので、ホームセンターで長さの合った新品を購入する方が無難。
温水洗浄便座 付属の給水ホース

付属の青色パッキンを止水栓側にはめ込みます。
これを忘れると水漏れすることになります。水漏れの多くは、このパッキン取り付け不具合が原因だと思います。
温水洗浄便座 給水ホースとパッキン

取り付ける前に給水ホースの方向を決めておかないと、便座本体までホースが届かない場合があるので注意。ボルトの取り付けはホースを持ちながら締め付けないとホースの向きが変わります。
給水ホースの止水栓への取り付け

取り付けた給水ホースの反対側に、取り外したフレキパイプを無理やり曲げて取り付けました。
取り付け前には付属の黒いパッキンを取り付けるように説明がありましたが、フレキパイプ内に既に付いていたので省略しました。

画像を見れば無理矢理取り付けたのが一目瞭然。
本来は長さがピッタリのモノを取り付けるべき。水漏れしたら新品に交換する予定。
トイレ貯水タンクへの給水ホース取り付け

ビューティートワレ 本体取り付け

便座取り付けプレートは、本体裏側にはめ込まれていました。
本体横にあるスイッチを押すと外れるようになっています。
ビューティートワレの便座取り付けプレート

既設の便座を取り外し、付属の樹脂製の取り付けボルトでプレートを便器に軽く固定します。

付属の台紙をプレートに押し付けて、台紙に空いた穴が便器の内部にあるように、プレートの位置を決定します。

この便器は小さいので、なるべく奥になるように位置決めしました。

ちなみに台紙の穴は、本体の逃がし水の排水がこの位置から出てくることを示すためのモノ。
これより奥に固定すると、便器の縁の部分に排水してしまい、水漏れします。
便座取り付けプレートの固定位置の決定

プレートを固定したら、本体を横から奥にスライドさせて「カチッ」と音がするまで押しこみます。
座ってみて取り付け位置が気に入らなければ、再度やり直しです。
温水洗浄便座を便器に取り付ける

先ほど取り付けた給水ホースを本体の給水プラグに差し込みます。
てっきりボルトで固定するものだと思っていましたが、差し込むだけでした。
差し込むだけでは外れてしまうので、付属の固定具でロックします。
ビューティートワレの給水ホース固定

漏電用のコードをコンセントのアースに取り付けます。
アース用の取り付けプラグが売られていますが、面倒くさいのでコンセントのカバーを外し、ドライバーで固定しました。

ドライバーを使ったのはここだけ。他の作業はモンキーレンチだけで出来ます。
当時購入した温水洗浄便座が古くなり、漏電事故が年々増加しているようです。
アースの付いていないコンセントの場合は、やはり業者に依頼した方が良いかも。
温水洗浄便座のアース

電源コードをコンセントに挿し込んで説明書に従って試運転をします。
内臓タンクに注水もするので、省略は出来ないようになっています。

業者に頼むと取り付け費用は5000円以上はかかります。

トイレにコンセントが無い場合、さらに電気工事費用が加算されることになります。
作業は比較的簡単なので、自分で取り付ければ安く済みます。

Panasonic [CH931SPF]ビューティ・トワレ 貯湯式温水洗浄便座 パステルアイボリー

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